【新日本】鷹木信悟 上村優也下しNEVER王座V2「若いヤツのケンカとことん買ってやる」

上村優也を下した鷹木信悟(新日本プロレス提供)

新日本プロレス11日(日本時間12日)の米国・カリフォルニア大会で、NEVER無差別級王者の鷹木信悟(41)が上村優也(29)の挑戦を退け2度目の防衛に成功した。

今年の「NEW JAPAN CUP」1回戦で下した上村を迎え撃った鷹木は、MADE IN JAPAN、パンピングボンバーと得意技を連発し攻勢に。しかしKOPWのタイトル保持者として挑んできた上村にも意地があった。ラスト・オブ・ザ・ドラゴンを回避されるとカウンターのカンヌキスープレックスホールドを浴びてしまう。

これを何とかカウント2で返した鷹木は、フロッグスプラッシュ、パンピングボンバーを阻止してのオコーナーブリッジと窮地の連続。それでも最後まで攻めの姿勢を貫くと、パンピングボンバーからそのまま押さえ込む〝パンピングボンバー固め〟で3カウントを奪ってみせた。

バックステージでは「優也! 確かにKOPWチャンピオンになって自信がついたのは分かるが、俺からしたらまだまだだよ、まだまだ」と勝ち誇りつつAEWのトニー・カーン社長に「必ず『Fоrbidden Dооr』(6月30日、米ニューヨーク)、呼んでくれよ?」と呼びかけた。

さらにNEVER王座の次期挑戦者にはこの日の大会で復帰宣言を出したHENAREが名乗りを上げている。王者も「復帰戦が俺で大丈夫なのか? いいぜ、俺は。若いヤツがケンカ売るんだったら、とことん買ってやるよ! HENARE、復帰戦に、次のこのNEVERの挑戦者に名乗り出たことを後悔させてやるからな」と迎撃宣言を繰り出していた。

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