【新日本】ヤングバックスが電撃登場 AEWマットで抗争中のキングストンをEVPトリガーでKO

エディ・キングストンをEVPトリガーでKOするヤングバックス

新日本プロレス11日(日本時間12日)の米国・カリフォルニア大会でAEWのヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)が電撃登場した。

この日のセミファイナルではSTRONG無差別級王者のエディ・キングストンがゲイブ・キッドとのV13戦に出場。ノーロープ・ラストマン・スタンディングマッチで壮絶な死闘の末に敗れ、ベルトを手放した。

ゲイブが退場した後のリングにグロッギー状態のキングストンだけが残されると、この日の大会に「ハウス・オブ・トーチャー」の一員として出場していたジャック・ペリーが登場。さらにその直後にAEWのリングで「ジ・エリート」としてペリーと共闘関係にあるヤングバックスも姿を現すと、場内は騒然となった。

ヤングバックスとペリーはAEWの次回PPV「Double or Nothing」(26日=日本時間27日、ネバダ州ラスベガス)でオカダ・カズチカと組んで、ダックス・ハーウッド、キャッシュ・ウィーラー、ブライアン・ダニエルソン、そしてキングストン組と4対4ノールールマッチ「アナーキー・イン・ジ・アリーナ」を控えている。

地元・カリフォルニアのリングに立ったニコラスは「新日本とAEWの関係が大好きだ。2つのショーでコイツのケツを蹴り上げる機会を与えてくれたからな。6月30日は両団体が一緒になって素晴らしいショー『Forbidden Door』(ニューヨーク)をやるんだ。まずは2週間後のPPVでお前のケツを蹴り倒してやるよ」とキングストンを挑発。EVPトリガーでKOすると、マシューが「オンタリオ、カリフォルニア。俺たちは死ぬほどお前らが大好きだぜ。でももう戻ってくることはないな。ハッキリ言って俺たちのレベルじゃないからさ」と言い残し会場を後にした。

なおオカダはこの日の「AEW COLLISION」に登場し15日(日本時間16日)の「AEW DYNAMITE」でダックス・ハーウッドとの対戦が決まった。

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