女子マラソン日本記録保持者の前田穂南選手が貫録の走りで優勝 仙台ハーフマラソン「パリに向けて準備」

パリ五輪女子マラソン代表に内定している天満屋の前田穂南選手が、宮城県で開かれたハーフマラソンに出場、圧倒的な走りで優勝しました。

仙台国際ハーフマラソンの女子に招待選手として出場した前田選手。この大会をオリンピック前最後の長距離レースと位置づけています。序盤から女子のトップ集団としてレースを引っ張ると、中盤以降ペースを上げ、女子マラソン日本記録保持者の貫録を見せます。

15キロ以降は同じ集団にいた男子選手をも置き去りにし完全に独走状態に。1時間11分17秒でフィニッシュし、この大会自身2度目の優勝、オリンピックに向け弾みを付けました。

(優勝 前田穂南選手(天満屋))
「練習が詰めていない状態だったので、どれくらい走れるか分からなかったんですけど、いい形で今回仙台ハーフ走ることができて。パリに向けて準備していきたいと思います」

© RSK山陽放送株式会社