名古屋Dが激動の第4Qを制してセミファイナル初進出…齋藤拓実が再び躍動して三河に連勝

5月12日、Bリーグの年間王者を決める『日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24』クォーターファイナルが行われ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(西地区1位)がホームのドルフィンズアリーナでシーホース三河(中地区2位)との第2戦に臨んだ。

第1戦に78-69で勝利した名古屋Dは、長野誠史の3ポイントで三河に先制されるも、直後から10-0のランを作ってリードを奪う。しかし、三河のダバンテ・ガードナーに活躍を許し、18-19で第1クォーターを終えた。続く第2クォーターでは齋藤拓実を中心に得点を重ねるが、三河のジェイク・レイマンや西田優大を止めることができず、41-47で試合を折り返した。

迎えた第3クォーターは一転してロースコアな展開となる。好調を維持する齋藤が2本の長距離砲を決めるも、52-58と点差を詰めることができず最終クォーターへ。勝負の第4クォーターでは堅守を発揮して三河の得点を封じ込めると、中盤にスコット・エサトンのバスケットカウントで逆転に成功する。

第4クォーター開始から約7分半で21-4のランを作って11点差まで拡大した名古屋Dだったが、その後は再び三河ペースに。長野を中心に点差を詰められ、試合残り1分を切って1点差とされてしまう。それでも、最後は逆転を許さなかった名古屋Dが84-75で勝利をつかみ、初のセミファイナル進出を決めた。

激闘を制した名古屋Dは、齋藤が23得点8アシスト5スティールと躍動すると、エサトンが19得点7リバウンド、ティム・ソアレスが14得点11リバウンドと活躍した。

一方、クォーターファイナル敗退となった三河は、レイマンとガードナーが14得点、長野が12得点6アシスト、西田が11得点と奮闘した。

■試合結果
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 84-75 シーホース三河(@ドルフィンズアリーナ)
名古屋D|18|23|11|32|=84
三 河|19|28|11|17|=75

【動画】吠える吠える吠える エサトンのバスケットカウントで名古屋Dがついに逆転!

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