越谷アルファーズが悲願のB1初昇格…敵地でリーグ全体1位のアルティーリ千葉に連勝/B2プレーオフ

5月12日に千葉ポートアリーナで「日本生命 B.LEAGUE B2 PLAYOFFS 2023-24」セミファイナル第2戦が行われ、東地区1位のアルティーリ千葉と同2位の越谷アルファーズが対戦した。

初戦に敗れてあとがないA千葉の先発は杉本慶、大塚裕土、前田怜緒、ブランドン・アシュリー、デレク・パードンの5人。越谷は松山駿、星川堅信、LJ・ピーク、ジャスティン・ハーパー、小寺ハミルトンゲイリーがスターティンファイブに名を連ねた。

第1クォーター開始3分12秒までに12-3と前に出たA千葉に対し、越谷は松山や井上宗一郎などが加点。接戦に持ち込むと、両チームともにファウルがかさんだことでフリースローでの得点も増え、19-17とA千葉の2点リードで最初の10分間を終えた。

第2クォーターはA千葉が序盤にアレックス・デイビスと杉本の連続3ポイントシュートでリードを拡大した。8点のビハインドを背負った越谷だったが、星川やハーパーの得点で詰め寄ると、ピークが逆転の“3点プレー”。終了間際にもファウルを受けながらシュートを沈め、33-39と試合をひっくり返してハーフタイムを迎えた。

第3クォーターはA千葉が追い上げを見せ、残り2分4秒に49-49と同点。それでも、越谷は井上宗一郎の長距離砲などでリードを奪い返し、リードを6点に戻した。

第4クォーターもホームのA千葉が反撃し、同点で迎えた残り2分51秒にパードンの得点で逆転した。その後はリードが入れ替わる拮抗した展開。70-71で迎えた試合終了残り4秒にフリースロー2本を外したA千葉に対し、越谷はフリースローで加点し、72-75で逃げきり、B1初昇格を決めた。

■試合結果
アルティーリ千葉 72-75 越谷アルファーズ(@千葉ポートアリーナ)
千葉|19|14|16|23|=72
越谷|17|22|22|19|=75

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