サッカー天皇杯 栃木県代表は2年連続で栃木シティ PK戦の末ヴェルフェ矢板下す

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サッカー日本一を決める天皇杯への出場をかけたネザスカップ・県サッカー選手権大会の決勝が12日、宇都宮市の県グリーンスタジアムで行われました。

2年連続14回目の出場を目指すJFL、栃木シティか、2年ぶり4回目の関東1部ヴェルフェ矢板か。天皇杯への出場権をかけた決勝は、それにふさわしい死闘となりました。栃木シティは、キックオフ直後、左サイドの田中パウロ淳一にいきなりビッグチャンス。一方、ヴェルフェ矢板もそのすぐあと、コーナーキックからのセカンドチャンスにキャプテンの増渕利樹。

その後、徐々に栃木シティがボールを持つ時間が長くなりますがヴェルフェ矢板が早い戻りと体を張った守備で得点を許さず後半へ。ここでも栃木シティのペースは変わらず圧倒的に攻め込みながらもあと一歩のところで得点を奪うことができません。

総力戦となった勝負は、延長戦でも決まらずPK戦に突入します。互いに5人中4人を成功させサドンデスに入ると11人目までもつれ、最後のキッカーは両チームともGK。先に蹴るヴェルフェ矢板が外した一方で、栃木シティが決めて2年連続14回目の天皇杯本戦出場を決めました。栃木シティは5月25日、同じ県グリーンスタジアムで東京都代表のJFL横河武蔵野FCと1回戦を戦います。

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