【スターダム】AZM&天咲光由がゴッデス王座取りに失敗 「まだまだあきらめてないです」

マイクを握る天咲光由。奥はAZM

女子プロレス「スターダム」の「クイーンズ・クエスト(QQ)」に所属するAZM(21)と天咲光由(22)が、またもタイトル取りに失敗した。

12日の後楽園ホール大会で2人はゴッデス王者のFWC(葉月&コグマ)に挑戦。序盤から、AZMがスピーディーな攻防で王者組を翻弄すると、腕固め、腕ひしぎ逆十字でコグマの左腕に集中砲火を浴びせた。

天咲も得意の各種DDTで続くと、場外プランチャを発射。だが、13分過ぎに葉月のトペとコグマのプランチャの同時発射で一気に追い込まれた。何とか天咲が必殺の天橋立(変型エビ固め)でフォールを狙うが、3カウントは奪えない。最後はコグマのダイビングボディープレスに天咲が沈んだ。

4月27日横浜大会では4WAY王座戦で同王座取りに失敗したばかり。しかも6日の「ALL TOGETHER」(日本武道館)ではスターライト・キッド&なつぽいにも敗れており、結果の出ない日が続く。

それでも、初防衛を果たしたFWCから賛辞を送られた天咲は「初めてAZMさんと挑戦して、負けちゃったからすごく悔しい。でも、まだまだあきらめてないです。AZMさんにもっと頼られる存在になりたいです」と前を向いた。

後輩の強い決意を確認したAZMは「今日で光由はいろいろ広がったと思う。ウチらがQQを引っ張らなきゃいけないから、また2人で挑戦しよう」と呼びかけ、早期の再挑戦を見据えた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社