【西武】4年目・長谷川信哉が楽天・岸のカーブを1号3ラン「真っすぐを待っていた」

西武・長谷川信哉

西武は12日の楽天戦(ベルーナ)に6―2と連勝し2カードぶり、今季4度目のカード勝ち越しを決め、借金を9に減らした。

打のヒーローは4年目・長谷川信哉外野手(21)だった。平沼が左足をつったことで、4回の守備から途中出場した長谷川は2―1とリードしていた4回二死一、二塁の第1打席で楽天先発・岸が3球続けていた宝刀カーブをとらえ今季1号となる3ランで楽天を突き放した。

7回の第2打席でも岸のストレートを二塁打とし蛭間のタイムリーでダメ押しのホームを踏んだ。

楽天戦12連勝の今井と共にお立ち台に上がった長谷川は「急に言われたので急いで準備したが(うまく)試合に入っていけてよかった。(本塁打は)来た球を打てた。いい角度で上がってくれてよかった。特に意識はせずスピンの利いた速い真っすぐを待っていて浮いたカーブをひと振りで決められたのはよかった」と声を弾ませた。

そして7回の打席ではその狙っていたストレートを打って二塁打とした。長谷川は「チャンスをたくさんもらっていて、なかなか結果が出ないという日々が続いて苦しかった。その中でヒットを打ちに行く意識で行って、結果が2安打になってよかった」と4月21日楽天戦(ベルーナ)以来、今季2度目のマルチ安打を喜んでいた。

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