いまだに大谷翔平の野球賭博を疑う人へ 「まだ死んだ目で口にする人がいるんだ」米記者が一喝

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

元通訳の水原一平被告が銀行詐欺などの罪を認めたのに

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手にあらぬ疑いをかける人を米記者が一喝した。8日(日本時間9日)、元通訳の水原一平被告が銀行詐欺などの罪を認め、有罪答弁の司法取引が成立したと米連邦検察が発表。被害の詳細が明らかになる中でもいまだに大谷の関与を疑う人を「君たちが何を求めているかわからない」と呆れたように糾弾した。

米専門メディア「ドジャース・ネーション」公式インスタグラムは「イッペイ・ミズハラ、ショウヘイ・オオタニの賭博騒動はついにほぼ過去のものに」と文面に記し、番記者のダグ・マケイン記者が力説する動画を公開した。司法取引の合意書では銀行詐欺だけでなく、410万ドル(約6億4000万円)の所得を申告していなかった虚偽の納税申告罪でも起訴されていた。

水原被告の手口が明らかになっても、SNS上などでは大谷の野球賭博への関与を疑う“陰謀論”がいまだに散見される。同記者は「君たちが何を求めているかわからない」と一喝。「イッペイは金を盗んだことを認め、胴元も100%全てがイッペイだと話し、司法省もイッペイを詐欺罪で起訴した。何よりも彼らはショウヘイが100%無実で、犠牲者だと話した」とまくし立てた。

続けて「それでもまだ、死んだ目をしながら『ショウヘイ・オオタニは野球賭博をしていた』と口にする人が存在するんだ」と指摘。どれだけ事実が積み重なっても大谷を疑うことを止めない人たちを糾弾した。

THE ANSWER編集部

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