群馬県高校総体・男子サッカー 決勝戦 桐一と育英が対戦

群馬県高校総体の男子サッカーは決勝戦が行われ、桐生第一と前橋育英が対戦しました。

既に関東大会出場を決めている両チーム。プレミア・プリンスリーグも12日に試合が行われたため、お互い総力戦で試合に臨みました。

先手をとったのは育英でした。前半3分、桐一の左サイドでフリーキックを獲得。キッカー川上の正確なクロスに牧野が頭であわせ、育英がファーストシュートを決めきり先制に成功します。

一方、桐一は前半35分、自陣での守備から一気にカウンター。内田のラストパスに、つめたのは篠宮。ことし2月の新人戦との2冠を目指す桐一が1対1の同点に追いつきます。さらにその5分後、桐一は、コーナーキックで逆転のチャンス。2年石井のアウトスイングのボールに中央であわせたのは岩崎。2対1と前半のうちに逆転に成功します。

後半に入っても桐一の猛攻は続きますが、育英はディフェンス陣を中心に粘りの守備。反撃のチャンスを伺います。すると後半34分、育英は相手の左サイドを崩し川上のグラウンダーの速いクロス。こぼれた所を鈴木が狙いますが、キーパー坂井がビックセーブ。ゴールを奪えません。

結局、前半で逆転に成功した桐一が2大会ぶり3度目の優勝を果たしました。なお、両チームは今月25日に千葉県で開幕する関東大会に出場します。

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