京都食肉市場まつり 初開催 全国のブランド牛集合 京都市下京区

京都市下京区の梅小路公園で、12日「京都食肉市場まつり」が開かれ、全国から集まったブランド牛がその味わいを競いました。京都食肉市場まつりは、南区の京都市中央食肉市場で流通する肉の品質や加工技術の高さを広く知ってもらおうと、市場の運営会社などでつくる実行委員会が今回初めて開催しました。梅小路公園に設けられた会場には、京都を代表する肉料理店をはじめ、全国各地の肉の生産者など21の店舗が出店しました。各店舗では広島血統和牛「元就」の和牛串や鹿児島黒牛の炭火焼、それに京都肉を使った三嶋亭の弁当といった地域トップブランドの牛肉を使ったメニューが用意されました。会場には肉の焼ける香ばしいにおいがたちこめ、訪れた人は時に行列を作りながら、お目当てのメニューに舌鼓を打っていました。訪れた人は「これから全制覇をしようと思っています」「食べたのはハラミとスペアリブと肉寿司で、ハラミが一番おいしかったです」と話していました。主催者は京都市中央食肉市場で加工された肉のブランド化を強化していきたいとしています。

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