御室流いけばな展 仁和寺で開催 華道家の作品120点 美しさ競う 京都市右京区

全国から集まった華道家による生け花展が、京都市右京区の仁和寺で開かれています。仁和寺は、華道の流派のひとつ、御室流の本部にあたる「総司庁」が置かれています。ことしで108回目となった生け花展には、全国で御室流を学ぶ華道家らの作品120点あまりが出品されました。黒書院には瀬川大秀家元をはじめ、流派の重鎮らの手による伝統的な技法のいけばなが並ぶほか、屋内・屋外では創作生け花がその発想を競い、古典と自由をともに重視する御室流の特徴を感じることができます。いけばな展はあすも開かれ、重要文化財・観音堂も特別公開されます。

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