J3・ヴァンラーレ八戸、天皇杯切符 青森県サッカー選手権4連覇

【決勝・ヴァンラーレ八戸-ブランデュー弘前】前半14分、セットプレーから頭で合わせ先制するヴァンラーレ八戸のDF藤嵜(右奥)=八戸市のプライフーズスタジアム

 第77回青森県サッカー選手権兼天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権県代表決定戦は12日、八戸市のプライフーズスタジアムで決勝を行った。J3ヴァンラーレ八戸が東北社会人リーグ1部のブランデュー弘前を2-0で破り、4年連続11度目の優勝を飾った。

 ヴァンラーレは前半14分、MF山内の右CKにDF藤嵜(ふじさき)が頭で合わせて先制し、試合の主導権を握った。その後は自陣から細かくボールをつないでゴール前に迫り、何度も好機を演出したが、決定力を欠いたまま時間が経過。しかし後半15分、FW永田の縦パスに反応したFWサンデーが左足で蹴り込んで追加点を奪い、試合を決めた。

 青森県代表のヴァンラーレは、26日午後1時から同スタジアムで行われる天皇杯全日本サッカー選手権1回戦で、千葉県代表で日本フットボールリーグ(JFL)のブリオベッカ浦安と対戦する。

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