「男と女」イ・ソル“SUPER JUNIOR ドンヘ先輩と親しくなるために努力した”

写真=JIBカンパニー

女優のイ・ソルが「男と女~7年目のジレンマ~」(以下、「男と女」)を撮影しながら感じたことを打ち明けた。

イ・ソルはチャンネルA金曜ドラマ「男と女」(脚本:パク・サンミン、演出:イ・ユヨン)でチョン・ヒョンソン(SUPER JUNIOR ドンヘ)の恋人でジュエリーデザイナーのハン・ソンオク役を熱演した。

「男と女」は、付き合って7年目になる夜、モーテルのエレベーターの前で、それぞれ違う異性と一緒にいる相手に向き合うことになる、愛と倦怠の中でさまよう若者たちの現実的な恋愛物語を描いた作品で、同名の人気ウェブ漫画が原作だ。

イ・ソルは、一見気難しそうに見えるが実際は優しく、任されたことに責任を果たすハン・ソンオクに変身し、若者たちが持つ現実的な悩みと長期恋愛に対する共感を引き出した。

最近、ソウル鐘路(チョンノ)区安国洞(アングクドン)の某所で行われたNewsenとのインタビューで彼女は、放送終了について「最終回が一番面白かったです。一週間に一話が公開されるので、12週間が長く感じられましたが、終わってみると“もっとやってほしい”と思いました。すっきりしたけれど、寂しくもありました」と打ち明けた。

「男と女」は、原作のウェブ漫画とは異なり、開かれた結末で終わった。これについてイ・ソルは「他の国との同時放映を計画していたそうです。ハッピーエンドでなければならず、全12話でなければならないというその国のルールがあるようです。私は全8話がいいのではと思っていましたが12部作になり、結末も“原作に従うべき”派でしたが、それよりも開かれた結末で終わりました」とし、「原作より明るく描かれた、それなりの魅力があったと思います」と話した。

ドンヘとの濃密なラブシーンを撮影する時、負担はなかったのだろうか。イ・ソルは「負担は全然なかったのですが、(視聴等級が)19禁になるとまた問題があると言われました。私はもう少し大胆にやっても面白かっただろうと思ったのですが、様々なことを考慮して、そのようになりました」とし、「ドンヘ先輩と親しくなるために努力しました。先輩が海外ツアーをやっていて、一週間に3日ぐらいしか韓国にいらっしゃらなかったんです。ビデオ通話をたくさんしようとしましたし、台本読み合わせも頻繁にやりました」と明かした。

また彼女は「先輩が(ラブシーンについて)負担がかなりあったようです。“これはアクションだ”という言葉を一番よく話していました。お互い現実的な会話をたくさんしたと思います。アクションだと思って、リラックスしてやりました」とつけ加えた。

特にイ・ソルは、ソンオクについて「私の性格と全然違いました。正反対だったため、溝を埋めていくのが難しかったです。ソンオクは言うべきことも言えず、我慢して犠牲になるキャラクターじゃないですか。私はそれが理解できなくて、監督、脚本家さん、俳優、友達にもたくさん聞いてみたのですが、ソンオクのようなキャラクターが実際には多かったんです。その方たちに助言を求めました。お互い混ざる部分が多く、意図せずお互いの恋愛に役立つことになって良い成果がありました」と笑った。

実際の恋愛スタイルはどうだろうか。彼女は「私はきちんと表現するタイプだと思います。ソンオクはあまりにも表現しない人です」としながらも、「ソンオクを演じながらたくさんのことを学びました。誰かに慎重に接することについてたくさんのことを得て、やりがいをたくさん感じました」と明かした。

続いてイ・ソルは「ソンオクに個人的に話してあげたいことはあるか」という問いに、「世の中に男性はたくさんいます。恋愛をたくさんして、やりたいことをやって、幸せになってほしいです」とクールに答えた。

「男と女」は、5話で火曜から金曜に放送日を変更した。最終回も0.218%の視聴率で終わった。これについて彼女は「元々“1%だけ出そう”が目標でしたが、近づいたこともありましたし、後悔はありません」と話した。編成の変更についても、「産業全般についてたくさん学びました。“監督、脚本家さんと話して相手俳優と理解して演じればいい”で終わるのではなく、それ以外のことも多いということを初めてたくさん経験し、理解するようになりました。これから女優の仕事を長く続けることができればやっていきたいと思っていますが、本当に大きな経験になりました」と明かした。

また、「結果はそうでも、ドラマを撮影して終わるまでの過程がとても興味深かったです。“世の中のことはわからないこと”というのを感じた」とつけ加えた。

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