児童養護施設「箱根恵明学園」の子どもと職員約70人は今年２月、株式会社伊藤建設（藤沢市・伊藤正太郎代表取締役）の招待で東京ディズニーランドを訪れ、そのお礼としてこのほど同社に感謝状を贈った。
家庭の事情などで親と暮らせない高校生までの子どもたちが寮生活を送る同学園。同社は２０１７年から支援を続けており、毎年生徒と職員をディズニーランド・シーへ招待している。コロナ禍は鉄棒や自転車などを寄付していたため、今回は４年ぶり、５回目の招待となった。子どもたちから同社へ｢初めて行ってとてもいい思い出になった｣、｢非日常を味わえた｣などのメッセージが寄せられた感謝状が贈呈された。伊藤代表取締役は「よく親に連れて行ってもらう場所だと思う。恵明学園の子どもたちにもその雰囲気を味わってほしくて」と支援する思いを語り、同学園の田崎吾郎理事長は「子どもたちは本当に楽しみにしている。招待は本当にありがたい」と継続的な支援に感謝を述べた。
