800個のバルーン大空に 東小倉小 創立40周年祝う 川崎市川崎区・川崎市幸区

子どもの手を離れ、大空に舞い上がる風船

市立東小倉小学校(安藤勉校長/幸区東小倉)が今年創立40周年を迎えることから、4月30日、記念行事としてバルーンリリースが行われた。全校児童らが大空に風船を飛ばした。

バルーンリリースには全校児童約790人が参加。校庭に集まった子どもたちは、10秒前から声を合わせてカウントダウンを行い、ゼロの合図で一斉に色とりどりの風船を飛ばした。空高くに舞い上がる風船をいつまでも眺めていた。

風船は小学校で教わる「SDGs」の要素を取り入れ、土にかえる天然ゴムのものを使用。「開校40周年を記念して風船を飛ばしました。拾われた方はお知らせくだされば嬉しく思います」というメッセージと学校の連絡先を記入したカードを添えた。

安藤校長は「子どもたちは40周年という節目を実感している様子だった。どこまで飛んでいくのか、連絡先を記入したので知らせてもらえれば」と話していた。

この日は、航空撮影も行われ、校内で募集したイラスト案から、全校児童の投票で決定した40周年記念のキャラクター「ひがしもぐら」を人文字で表現した。

同校では、6月に親子スポーツフェスティバル、10月に記念コンサート、11月に記念式典を行い40周年を祝う。

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