【マリーゴールド】ジュリア「みんなの気持ちがグッと近づいた」 合宿2日目はスパルタ特訓&BBQ

林下詩美(右上)をおぶる練習生・南小桃と圧をかけるジュリア(左)

女子プロレス新団体「マリーゴールド」が12日、神奈川県内での強化合宿を打ち上げた。

20日に東京・後楽園ホールで行われる旗揚げ戦に向け、ジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、ビクトリア弓月、石川奈青、青野未来、松井珠紗、翔月なつみ、後藤智香、CHIAKI、練習生の南小桃が1泊2日の合宿に参加。

11日は海岸でジュリア考案のチーム対抗8番勝負「マリンゴールド」を開催し、互いの力を確かめ合った。夜は宴会で語り合い、最後はあいみょんの代表曲「マリーゴールド」を全員で合唱して初日を終えた。

2日目は近隣の公園に移動し、階段ダッシュを何往復も敢行。次に傾斜のある坂を手押し車で下り、腕立て伏せを100回行った。さらに肩車した状態で公園内を何周も歩き回った選手たちは疲労困ぱいに。特訓後はバーベキューで交流を深めた。

合宿を終え取材に応じた青野は「来る前までは『地獄の特訓』とか言われて不安もありましたけど、昨日は夜中の3時までみんなでトランプをしながらお話しして、人間性も知ることができました」と振り返った。

旗揚げ戦で対戦する石川には初日の相撲対決で敗れ、悔しい思いをしたそうで「がぜん、燃えましたね。今まで石川に何も負けたことがなかったので、めっちゃ悔しい。試合でやり返します」と闘志を燃やした。

また、今合宿の音頭を取ったジュリアは「今までの私は『別にみんなと仲良くしなくてもいい』と思っていた。でも、ここに集まったみんなは同じ方向を向いている同志だから、団結するためにみんなともっとたくさんコミュニケーションが必要だなって。今回でみんなの気持ちがグッと近づいて、旗揚げに向けてより団結できたと思う」と達成感に満ちた表情を浮かべた。

合宿を通して元スターダム、元アクトレスガールズの選手が一致団結。バーベキューではCHIAKIとビールで乾杯し、後藤にピザを食べさせるなど仲むつまじい姿を見せたジュリアは「夜中まで話したり、一緒に運動して意外な一面を知れたり。みんなのことを深く知れたからこそ、これから一人ひとりとシングルマッチで戦いたいと思っちゃったよね!」とニヤリと笑った。

最後は「今は夢と希望しかないよ! アリベデルチ。またな!」と元気よく車に乗り込み、東京方面に向かった。

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