「5月の身近な有毒植物」天使のような可憐な顔して、実は恐ろしい?ジャスミンのような香り漂う魅惑の花♡

■この植物は、「ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)」。別名「ブルンフェルシア・ラティフォリア」「キスミークイック」他。

原産地ブラジル、アルゼンチンブラジル、ナス科ブルンフェルシア属の常緑低木です。
ジャスミンとは科も属も違うのですが、匂(ニオイ)があり蕃(外国/異民)から来た茉莉(ジャスミン)を意味しているそう。

■ジャスミンのように香りが漂います、素晴らしい芳香があります。

開花時期は4月~7月で、名前の由来とおり、とても良い香りがするんです!
香りはジャスミンを思わせる、とても良い香りです。

このお花が沢山開花している場所を通るだけで、香りが楽しめるくらい強めの香りなんですよ。
そして、このジャスミンに似た花の香りは、夜に強くなる不思議な性質があるんですよ。不思議なお花ですね!

増やし方は、挿し木により増やせるそうです。

■ニオイバンマツリは、花の色が紫から白に変化します、花言葉は、「幸運」「夢の名」「浮気な人」「熱心」。

花の色は咲き初めは濃い紫色で、徐々に白色へ変化します。
濃い紫色の花は、翌日もしくは翌々日には白色へと色が変わってしまうので、そのことで「浮気な人」とついたのでしょうか。

■あまり知られていませんが、注意点もあります。実は強い「毒」!があります。

植物の全ての部分に、有毒成分が含まれています。
花が終わると直径約1cmの緑色を球形の果実が実りますが、特にその果実には多くの有毒成分が含まれているとのこと。

有毒成分のブルンフェルサミジンは、犬や猫などが誤って摂取すると嘔吐や痙攣、ふらつきなどの症状が現れ、最悪の場合は死に至ることがあります。とのこと。
かなり強い毒なので、お子さんやペットがいるご家庭ではお取り扱いに注意したい植物ですね。

こんなに可憐で天使のようなお花なのに、強い毒があるなんて、残念ー!
見た目と香りが魅力的な植物なので人気があり、街中で普通に見ることができる花なので、気をつけたいですね。

■ニチニチ草にも似た花ですねー!

こんなに可愛い花なのに、毒があるなんて信じられませんね!

ニチニチ草、ツルニチニチ草も毒があるのですが、意外な場所に危険がはらんでいるものですね。

大人はお取り扱いに注意すれば大丈夫だと思うのですが、小さなお子様やペットを飼っていらっしゃる方は、気をつけてくださいね!

最後まで読んでくださりありがとうございます。

■ コツ・ポイント

•挿し木で増やせて、香りもとても良いので、魅力的な植物です。有毒なので、お取り扱いには気を配る必要があります。特に、お子様やペットがいるご家庭には、プレゼントなどは安全のことを考えて、控えた方が良いと思います。

暮らしニスタ/ハッピー(小寺 洋子)さん

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