人気グループ「EXILE」のパフォーマー・NAOTOさんと複合施設・杜（もり）の街グレース（岡山市北区下石井）のコラボメニューが施設のフードホールで販売されている。好物というカレーをテーマに11店がピザやたこ焼き、アイスドリンクなど独自メニュー12品を開発した。NAOTOさんが4月、市内で開催したライブに合わせて施設を訪れ、実際に味わった4品をコメントとともに紹介する。
■ピザ専門店「400℃」の「エンネ」（2299円）
塩味のきいたサルシッチャ（イタリア風ソーセージ）とみずみずしいトマト、まろやかな半熟卵をのせたカレー味。NAOTOさんの頭文字「N」のイタリア語の発音から命名した。「スパイスと酸味をくるんでくれる卵が絶妙。生地も耳までもちもちで『優勝』」
■カフェ「豆と餅」の「月見カレー揚げ出し」（1350円）
「新しい出合いを発見した」と一押しに挙げた。揚げ出し豆腐にひき肉カレーと卵黄をトッピング。「揚げ出し豆腐のさくっとした食感が普通のカレーと違うアクセントになって癖になる。ヘルシーな点もうれしい」と絶賛した。
■たこ焼き専門店「TAKOYAKI BAR REEF」の「焦がしチーズたこ焼き」（920円）
だしとカレーソースに、とろけたチーズが合わさり「ボリュームがあり、子どもが喜ぶ味。マイルドなソースで調和が取れている」。
■カカオ専門店「石挽カカオ issai＋」の「アイスショコラスパイシー」（700円）
チョコレートペーストにターメリックやクミン、カルダモンといった香辛料を加え、豊かな香りが鼻に抜けるドリンク。「スパイシーなので飲み飽きない。カレー味の料理とスイーツをうまく橋渡ししてくれて相性抜群」
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提供は31日まで。購入特典としてオリジナルシールがもらえる。NAOTOさんは4月から初の全国ソロツアーを行っており、神奈川県や北海道など開催地の飲食店とコラボしている。
NAOTOさんにコラボメニューへの思いや岡山の印象を聞いた。
「岡山の人は食に対する感度が高い」
コラボメニューはライブだけでなく、食事を通して自分たちの存在を知ってもらえたらと企画した。
岡山の料理はどれも、斬新な組み合わせが絶妙にマッチしていて完成度が高い。納得できる大好きなメニューがそろった。各店舗がカレーとの組み合わせを工夫してくれたのが伝わってうれしい。普段はカレーと合わせない料理もあり、コラボをきっかけに新しい扉が開かれたのでは。
「山陽新聞社のビルがめちゃくちゃでかい」と思ったのが岡山の強烈な印象、というのは冗談で、岡山の人は食に対する感度が高いと思う。おいしいレストランやコーヒー店が多く大好きな街だ。この企画を楽しんで、元気になってもらえればうれしい。
（まいどなニュース／山陽新聞）
