山手線にヘビ、2700人影響 けが人なし、JR「野生に返す」

山手線「E235系」(JR東日本提供)

 12日午後5時ごろ、JR渋谷駅(東京都渋谷区)で山手線内回り(11両)を降りた乗客から「ヘビのような小動物がいる」と駅員に申告があった。JR東日本によると、申告を受け、駒込駅(豊島区)で運転を中止した。約15分間捜索したが小動物は見つからず、午後6時ごろ、当該の車両には乗客を乗せず10両で運転を再開した。けが人は確認されていない。

 その後、大崎駅付近の車両基地で捜索に当たった同社社員が、座席シートの下でヘビを発見。品川署に届け出た。

 同署によると、ヘビは体長20センチほど。毒性がないことを確認した上で野生に返す予定という。この影響で山手線の乗客計約2700人に影響が出た。

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