西武・平沼翔太、左脚つって途中交代も…「もう大丈夫です」と大事には至らず 2戦連続安打で3番起用に応える

3回2死一塁、右前打を放つ西武・平沼(撮影・冨永豊)

◆西武6―2楽天(12日、ベルーナドーム)

「3番右翼」で先発した西武の平沼が、4回の守備の途中で急きょ交代した。3回2死一塁で右前打を放ち、続く中村剛の中前打で一塁から一気に三塁を陥れた際に左太もも裏がつったという。

4回の守備に就いてからも違和感があったため、2死二塁の場面で首脳陣が交代を選択。右翼には中堅の蛭間が回り、長谷川が中堅で途中出場した。試合後は普通に歩くなど大事には至っていない様子で「いっぱい汗をかいたので…。もう大丈夫です」と強調した。

9年目の今季は2月の春季キャンプ初日に右ふくらはぎを痛めて出遅れたが、今季初昇格で即スタメン起用された4月20日の楽天戦で2安打を放つなど、限られた出番でもアピールを続けてきた。

今季2度目の1試合2安打をマークした11日に続き、2試合連続の3番起用でも結果を出して打率を2割8分1厘に上げた。「徐々に良くなってきている。よりもっと良くなるように」とスタメン定着へさらなる向上を誓った。

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