昼間から!?「光る君へ」帝&中宮の唐突なラブ展開に仰天

第19回「放たれた矢」より塩野瑛久演じる一条天皇 - (C)NHK

吉高由里子が紫式部(まひろ)役で主演を務める大河ドラマ「光る君へ」(NHK総合・日曜午後8時~ほか)の12日放送・第19回では、相変わらず仲睦まじい一条天皇(塩野瑛久)と中宮・定子(高畑充希)のとあるシーンを巡って、「昼間から?」などとSNS上で驚きの声が上がった。

長徳の変へとなだれ込む第19回「放たれた矢」は、まひろが中宮と対面する記念すべきエピソード。中宮に心酔する清少納言(ファーストサマーウイカ)を見て、中宮がどんな方なのかと興味津々のまひろ。清少納言の計らいによって内裏の登華殿を訪ねることとなったが、まひろが緊張の面持ちで中宮に挨拶すると話そこそこに帝が登場。「今日お上がお渡りになるなんて伺っておりませんでした」と驚く定子に、一条天皇は「会いたくなってしまった……」とにっこり。帝は「まあ…」と恥じらう定子の手を取ると、仲良く奥の部屋に消えていった。

いったい何事かと落ち着かない様子のまひろに、「ごめんなさいね……“すぐ”お戻りだから少しお待ちになって」と慣れた様子のききょう。「どちらに?」と問うまひろに、ききょうは神妙な面持ちで「お上と中宮様は“重いご使命”を担っておられますので……」とささやき、さすがのまひろも察した様子だった。

SNSではまひろと同様、まさかの事態に動揺する声が相次ぎ「真昼間から」「来客の前で…」「ええ! さっそく寝屋に?」「マジか!」「帝すげぇ」「思い立ったらベッドイン」「相変わらずラブラブ」とざわざわ。その後、何事もなかったかのように戻ってきた帝と定子に「致してきたの?」「高貴に見えるが事後である」「どれぐらい待っていたんだろう」など、空白の時間に想像を巡らせる声も多く見られた。

宮中のシーンでは、まひろが廊下に撒かれていた鋲を踏む描写も話題に。驚くまひろに、ききょうは淡々と「こうした嫌がらせは内裏では毎日ですの。お気になさらないで。わたしも三日に一度ぐらい何かを踏みますので足の裏は傷だらけです」と説明。まるで“犯人”たちに言い聞かせるかのように大声で「でもわたしはそんなこと平気です。中宮様が楽しそうにお笑いになると嫌なことはみーんな吹き飛んでしまいますゆえ」と言い放つききょうに、「清少納言強い!」「かっこいい」「最強すぎる」と称賛の声があがると同時に、宮中での陰湿な嫌がらせに「ひえええ」「内裏怖っ」「酷いいじめ…」「女の敵は女」「昔の少女漫画みたいな世界」と戦慄の声が上がっていた。(石川友里恵)

© 株式会社シネマトゥデイ