富士見相撲場で土俵開き 関係者完成祝う 川崎市川崎区・川崎市幸区

完成した土俵で記念写真に納まる関係者

富士見公園(川崎区富士見)北側エリアにある富士見相撲場がリニューアルし、5月6日、土俵開きが行われた。川崎市相撲連盟(栄居学会長)や川崎青年会議所(JC)の関係者、こども相撲大会に参加したこども力士57人が出席し、完成を祝った。

同公園の再編整備事業に取り組む福田賢一市建設緑政局長が来賓あいさつに立ち「この土俵から将来、横綱になる力士が出てくることを願っている」と語った。中山紳一市スポーツ協会会長は「多くの子どもたちや力士が熱戦を繰り広げ、たくさんの感動と思い出が生まれる場所になれば。市制100周年の記念すべき年に、スポーツのまち川崎にふさわしい素晴らしい相撲場が完成したことを祝いたい」と期待を寄せた。お礼のあいさつにはこども相撲大会に出場した私立カリタス小(多摩区)6年生の伊藤夢里さんと小池芽生果さんが立ち「新しい土俵で自分の力を出し切りたい」と述べた。

土俵場のリニューアルには、市相撲連盟前会長の故飯塚正良市議が尽力。その功績を称えるあいさつも聞かれた。

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