全国防災・減災の日 各地で広報イベント―中国

5月12日は中国の16回目の「全国防災・減災の日」です。

5月12日は中国の16回目の「全国防災・減災の日」です。今年のテーマは「誰もが安全を語り 誰もが緊急事態に対応できる――草の根の防災・危険回避能力の向上」となっています。全国各地ではさまざまな広報イベントが行われ、国民がさまざまな災害リスクに関心を持ち、未然に防げるよう指導し、危険回避や自力救済の能力を高めました。

多くの地域で、消防、電力供給、防災・減災弁公室などの部門が学校やコミュニティーを訪れ、防災・減災安全知識の科学普及広報活動を行い、一般住民に向けて、一般的な災害の種類や防止方法、対応策などを詳しく紹介しました。

一部の幼稚園や学校では、地震時の状況を想定した避難訓練が実施され、現場では専門救助隊が子どもたちの防災や危険回避能力を高めるために救助設備の使用方法を実演して見せました。

また、多くの地域では消防救助隊が山岳救助訓練を行い、さまざまな地形や天候を想定した山岳野外救助訓練を行ったほか、船の転覆や水への転落、水に溺れた場合および洪水時の災害救助など、多くの項目について実地の訓練を行いました。(提供/CRI)

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