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昨夏、アカデミー時代から過ごしたトッテナム・ホットスパーに別れを告げ、ドイツのバイエルン・ミュンヘンへ移籍したイングランド代表FWハリー・ケイン。
バイエルンは昨季までブンデスリーガ11連覇中の絶対王者であり、悲願のチームタイトル獲得は目前かと思われたが、リーグでは“無敗”レヴァークーゼンの驚異的な進撃に12連覇を阻止され、DFBポカール、さらには先日CLでも準決勝敗退。まさかの無冠に終わってしまった。
とはいえ、ケインの年齢はまだ30歳。これからチャンスはいくつも巡ってくるに違いない。
そんなケインが現在履いているスパイクが、サッカー界では非常に珍しいメーカーなので紹介したい。
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ケインが昨年8月、電撃契約を果たしたのは、アメリカの大手シューズブランド「Skechers(スケッチャーズ)」。スニーカーブランドとして日本でも知名度の高い彼らは昨年サッカースパイクに参入し、契約第1号となったのが世界的ストライカーのケインだった。
ケインが実際に着用しているスパイクは『SKX_01 Low』。『SKX_01』という主力スパイクのローカットモデルだ。
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アッパーにはニット素材を採用しており、ボールコントロール性を高める凹凸のついたテクスチャーが全体に配されている。
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アウトソールはこんな感じ。プレートがかなり肉抜きされているほか、スタッドは菱型の形状を採用している。
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残念ながら日本での展開は現状ないものの、サッカースパイクとしての評判は決して悪くない。ケインがこのスパイクを履き、今季もブンデスリーガやCLでゴールを量産したことがそれを証明しているだろう。
クラブでの新天地では惜しくもタイトルに届かなかったケインだが、今年はシーズン終了後にEUROがある。
前回準優勝チームのエースストライカーとして臨む大舞台では、彼のプレーとともに足もとを支えるSkechersのスパイクにも注目したい。