【ライブレポート】大友康平復活、HOUND DOGツアー<LOVE & LIVE>初日公演で「俺は不死身のロッケンローラー」

HOUND DOGのツアー<LIVE 2024 “LOVE & LIVE”>が5月11日および12日の2日間、東京・EX THEATER ROPPONGIより幕を開けた。同公演のオフィシャルレポートをお届けしたい。

2024年1月18日、腎臓に腫瘍が見つかったために早期手術を決めた大友康平は、デビュー月である3月の恒例HOUND DOGライブを断腸の思いで中止した。そして5月、驚異的な熱量で復活を遂げ、ステージに戻ってきた。振替公演となる<HOUND DOG LIVE 2024 “LOVE & LIVE”>は、東京、大阪、そして生まれ故郷の仙台公演を予定している。

復活公演は5月11日および12日のEX THEATER ROPPONGIであり、熱いシャウトと共に幕を開けた。そのオープニングは「DEPARTURE」。七色のレインボーカラーの照明に包まれたステージは希望を感じさせ、“♪Good-bye My Loneliness めぐり逢えた 絆を守りたいどんなときも 生きるチカラを信じてる”という冒頭の歌い出しは、病に打ち勝った大友自身に重なるスタートとなった。そして同曲の最後には「帰ってきたぜ!」叫び、会場の熱量を一気に加速させた。

「生きていると色々あるけど、俺は不死身のロッケンローラー」──大友康平

大友の魂のこもったトークと熱量の高い歌がオーディエンスを鼓舞し続ける。そしてライブ後半、「ff」(フォルティシモ)の歌詞に触れつつ、待ってくれていたファンに感謝を伝えた。

「1985年当時、愛を歌うのはロックじゃないって言われてきたけど、愛することは生きること、生きることは愛することで。正解はないけど、愛することで生かされるわけだと思い、今回のツアータイトル(LOVE & LIVE)をつけました。みんながいてくれて自分がいる、とステージに戻ってきて実感しています」──大友康平

アンコール含む全18曲、2時間を超えるステージがノンストップで駆け抜けた。

<HOUND DOG LIVE 2024 “LOVE & LIVE”>は、6月29日および30日に大阪・森ノ宮ピロティホール、8月3日に宮城・仙台PITで行われる。さらに今秋には、2023年に続いてHOUND DOGの珠玉の楽曲をアコースティック調にリアレンジしたライブ<僕の歌は、君の歌~K's Selection 2024~>が開催されることもサプライズ発表された。HOUND DOUG大友康平は、2025年のメジャーデビュー45周年へ向け、ますます意欲的に活動を進めている。

■<HOUND DOG LIVE 2024 “LOVE & LIVE”>※振替公演

5月11日(土) 東京・EX THEATER ROPPONGI
open17:00 / 18:00
5月12日(日) 東京・EX THEATER ROPPONGI
open15:00 / 16:00
6月29日(土) 大阪・森ノ宮ピロティホール
open17:00 / 18:00
6月30日(日) 大阪・森ノ宮ピロティホール
open15:00 / 16:00
8月03日(土) 宮城・仙台PIT
open16:00 / 17:00

■<HOUND DOG LIVE Autumn Special「僕の歌は、君の歌~K's Selection 2024~」>

9月14日(土) 東京・I‘m a show
9月15日(日) 東京・I‘m a show
9月16日(祝/月) 東京・I‘m a show
9月21日(土) 神戸・朝日ホール
9月22日(日) 神戸・朝日ホール
9月23日(祝/月) 神戸・朝日ホール

関連リンク

◆HOUND DOG/大友康平 オフィシャルサイト

© BARKS, Inc.