【鳴門ボート・ヴィーナスS】寺島美里は地力UP中 機力不安もキッパリ「しっかり調整します」

整備の腕の見せどころとなりそうな寺島美里

ボートレース鳴門の「ヴィーナスシリーズ第4戦・マクール杯競走」は13日、開幕する。

前検日は悪天候のためS特訓が中止に。その中で渡辺真奈美と足併せをして遅れを取っていたのが寺島美里(34=東京)。「いい感じはしない」と手にした61号機の動きに首をかしげていた。

しかし、2節前の住之江では前検でワースト級の動きを見せながら、日ごとに機力を上積みして予選を突破。2024年後期適用勝率を5・05として2期連続の5点台をマークするなど着実に地力をつけてきている。

「測定したタイム(6秒77)は思ったほど悪くなかったし、まずはしっかり調整します」と最後はいつもの明るい表情を取り戻していた。近況はペラ調整への手応えも感じているだけに、初日の気配には注目したい。

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