現地5月12日に開催されたベルギーリーグの第38節(プレーオフ2の8節)で、日本人6選手が所属するシント=トロイデンがメヘレンとホームで対戦した。
この一戦に、鈴木彩艶と伊藤涼太郎が先発に名を連ね、山本理仁、藤田譲瑠チマ、岡崎慎司がベンチスタート。小川諒也はメンバー外となった。
序盤から劣勢のSTVVは、早々に先制される。開始10分、コナテに最終ラインの裏に抜け出されてネットを揺らされる。
それでも17分、左サイドからコイタがペナルティエリアに侵入。パスを受けたベルタッチーニが左足を振り抜き、同点弾を奪う。
さらに38分、左サイドのボキャからの折り返しを、ベルタッチーニが合わせて逆転弾。2-1で前半を終える。
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後半もホームチームがチャンスを作る。57分、カウンターからベルタッチーニがドリブルで抜け出してシュートもゴール右に外れる。
81分にはコイタが自ら仕掛け、シュートを打つも敵GKに阻まれる。
終盤もボールを支配しながらリードを守り抜いたSTVVが、2-1で勝利。リーグ戦6試合ぶりの白星を手にした。
なお、伊藤は82分までプレーするも、決定機には絡めず。鈴木はフル出場で、山本は72分、藤田は82分に途中投入された。今季限りでの引退を発表している岡崎も90+1分に約5か月ぶりにピッチに立った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部