なんでそんなに驚いた顔なの?
ドアの向こうで短足になり待機していた猫ちゃん。面白かわいい佇まいがX(旧Twitter)で注目を集めています。
投稿したのは、Xユーザーの「@cat_anko3」さん。
当ポストには2024年5月7日時点で3万4000件を超えるいいねが集まり、「その手と顔は一体…!?」「どうしてそんなに足を短くしてるの(笑)」「めっちゃ待ってた?w」などのコメントが寄せられ話題となっています。
また記事の中盤では、猫の飼育費用についてもご紹介します。
※ポストの画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介するポストは、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
ドアをそっと開けると「待っていた」猫ちゃんに3万4000いいね
「ドア開けたら猫が短足になって待ち構えてた」というコメントとともに投稿されたのは1本の動画でした。
話題となったのは、猫の男の子「もなか」くん。好奇心旺盛で、時折お茶目な動きで笑いをもたらしてくれるというかわいい猫ちゃんです。
動画の冒頭には「閉じたドア」が写っており、その先ではもなかくんが待ち構えているようです。一体どんなポーズをしているのでしょうか……?
なぜか「短足」になって「驚き顔」を見せる様子にホッコリ!
ドアがゆっくりと開くと、猫ちゃんの「かわいい手」がチラリ。そしてドアが全開になり、お目見えしたあんこくんの姿は……両手両足をピチッと折りたたんでいて、手足が短く見える愛らしい格好をしています。
加えて視線を惹くのは、まるで衝撃を受けたかのような表情。見ているこちらも「一体どうしたの……?」と笑みがこぼれます。
ふとドアを開けてこんな姿が目に飛び込んで来たら、わが目を疑うと同時にホッコリとした気持ちになりそうです。
猫の飼育費用事情:おやつ代にかける費用が上昇
ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。
「ペットの猫」に関する経済事情について見ていきましょう。
一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。
「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」によると、猫の飼育経費は以下のように推移しました。
※数値は毎月の支出額平均
獣医にかかる医療費
- 2018年:2412円
- 2019年:3016円
- 2020年:2918円
- 2021年:3367円
- 2022年:2392円
- 2023年:3400円
猫の保険
- 2018年:1729円
- 2019年:2349円
- 2020年:1758円
- 2021年:2731円
- 2022年:2069円
- 2023年:1988円
市販の猫主食用キャットフード
- 2018年:2599円
- 2019年:2745円
- 2020年:2673円
- 2021年:2978円
- 2022年:2877円
- 2023年:2988円
市販の猫おやつ用キャットフード
- 2018年:1092円
- 2019年:1303円
- 2020年:1241円
- 2021年:1346円
- 2022年:1356円
- 2023年:1562円
上記データを見ると、2018年から2023年の6年間で「猫主食用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」は約15%の増加、「猫おやつ用キャットフードにかかる毎月の支出額平均」については約43%も増加したことがわかります。
アパート・マンションなどの居住環境や飼育費用が猫を飼うハードルに
同調査では猫を飼う上での阻害要因に関するアンケート調査も実施されました。
「猫を飼いたいと思いながらも現在飼育していない理由」として、以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。
- 1位 32.6%:集合住宅(アパート・マンションなど一戸建てでないもの)に住んでいて、禁止されているから
- 2位 22.8%:世話をするのにお金がかかるから
- 3位 21.5%:別れがつらいから
- 4位 21.3%:旅行など長期の外出がしづらくなるから
- 5位 18.1%:十分に世話ができないから
上記のように、居住環境の事情が理由で飼育できないという理由が3割を超えました。
猫の飼育費用が高まる中、SNSコンテンツは「飼いたいけど飼えない人」にとってありがたい?
同調査では「現在猫を飼育していないものの、今後飼育する意向がある人」について、飼いたいと思ったきっかけに関しても調査され、結果は以下のような回答ランキング結果(複数回答可)となりました。
- 1位 47.4%:生活に癒し・安らぎが欲しかったから
- 2位 27.8%:過去に飼育経験があり、また飼いたくなったから
- 3位 15.1%:愛情をかけて世話をする対象が欲しかったから
- 4位 15.0%:ストレス解消、気分転換、リフレッシュしたいから
- 5位 14.3%:話し相手や遊び相手として欲しかったから
これを見ると「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」が47.4%と、その他の理由に大差をつけて1位となっています。
様々な理由で飼いたいのに飼えない人がいる中、費用や制約なしで手軽に癒しを感じられるSNSでの猫に関する投稿や
動画は、注目を集めやすいコンテンツであることがうかがえます。
あんこくんはフワフワの手がとってもキュートな猫
さて、投稿のご紹介に戻ります。
話題となったもなかくんは、同居猫のあんこくんと仲良く暮らしています。@cat_ankoさんのアカウントでは、もなかくんとあんこくんのほほえましい日常を公開中。
飼い主さんのスリッパを独占するあんこくんの姿など、かわいい写真が盛りだくさんです。かわいい猫ちゃんに癒されたい方は、遊びに行ってみてはいかがでしょうか
ドア開けたら猫が短足になって待ち構えてた🤭 pic.twitter.com/MHfEA00qMk
— あんこともなか🐾充電ねこ (@cat_anko3) April 27, 2024
「ぱっちりおめめ」や「ひょうきんな動き」がかわいいポイント!
投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。
――出会いのエピソードを教えてください。
お店で出会いました。子供が入院していたのですが、退院日にちょうどオープンしたペットショップがありました。自宅から遠く、入院していなければ行くことのないところでしたので、運命的な出会いを感じたことを覚えています。
――お名前の由来はありますか?
小さい時から猫を飼いたくて、飼うなら性別に関わらずあんこにしようと思っていました。可愛いので(笑)。
――普段はどのような子ですか?
好奇心旺盛で甘えん坊です。何か荷物が届くとすべて匂いをチェックしますし、仕事から帰ってくると玄関のドアからはみ出てお出迎えしてくれたり、ソファに座ってるとお膝に乗ってきたりします。
――自慢のポイントは何ですか?
ぱっちりお目目と、充電されたりエアコンの上でポージングしたり、変な動きをするところです。
以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。
参考資料
- @cat_anko3cat
- 「あんこともなかのにゃんキング」
- 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」