「頭首工」で作業中に川に流されたか 69歳男性行方不明「頭首工」とは…? 北海道厚沢部町

2024年5月12日、北海道・道南の厚沢部町鶉付近の頭首工で、男性(69)の行方がわからなくなりました。

北海道・江差警察署によりますと、頭首工とは農業用水を河川から取水するため、河川を堰き止めて水位を上昇させ、水路へ流し込む施設です。

男性は1人で頭首工のごみやつまりを除去する作業をしていたとみられています。

12日午後7時すぎ、男性が戻って来ないことを不審に思った同僚が「同僚がいなくなって現場に行ったら乗っていた軽トラックが止まっていた」と警察に通報しました。

警察などが付近を捜索しましたが男性は見つからず、小さな鉄製の橋が落ちていたということです。

警察と消防は男性が川に転落し流されたとみて、13日早朝から捜索を再開することにしています。

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