下野新聞社公認Vチューバー(バーチャルユーチューバー)の栃宮(とちみや)るりはさんが、4、5日に宇都宮市の街なかで開かれた「とちてれ☆アニメフェスタ」に初めて出演しました。そのトークショーをはじめ、北関東最大級の同フェスタの様子を紹介します。
5日のオリオンスクエア。「イエーイ。初めまして」。スクリーンにるりはさんが登場すると、満員の会場から拍手が湧いた。るりはさんの出演は、街なかのイベントとしても初めてだ。
Vチューバーは、仮想のキャラクターをアバター(分身)などにした動画の配信者のこと。るりはさんは2023年にデビューし、ユーチューブで本県情報やゲームなどを配信している。
この日はステージにいるMCのお笑いコンビ「だいまじん」とリアルタイムでやりとり。コンセプトは「県鳥のオオルリで鳥人間です」などと自己紹介した。
続いてアニメのせりふを栃木弁で話したり、本県に関するクイズに答えたりして会場を盛り上げた。ステッカーなどのグッズも完売し人気を集めた。
るりはさんに扮(ふん)した足利市在住のコスプレーヤーあみのさんは「最初に見たときからデザインが好きでした。るりはちゃんの衣装を自作してきました」と話していた。
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メイン会場のオリオンスクエア以外も、県内外から集まったアニメファンやコスプレーヤーでにぎわった。
オリオン通りには2日間で計約20団体がキャラクターグッズなどのブースを出展した。イベント限定商品を販売する団体もあり、人気ブース前には人だかりができた。
同時開催の関連イベントとして「miyacos(ミヤコス)」が主催するコスプレイベントも開かれ、2日間で延べ千人以上が参加した。宇都宮フェスタ前や釜川沿いなどには、お気に入りのキャラクターに扮(ふん)したコスプレーヤーが集い、写真撮影や交流をしながら年に1度の祭典を満喫していた。
サブ会場となったバンバ市民広場にもステージが設けられ、アニメソングのDJイベントなどで盛り上がった。同広場には飲食ブースも出店し、家族連れがくつろぐ姿も見られた。