「カマダは別人だ」「ドリブルも完璧」躍動した鎌田大地を伊メディアが絶賛!「トゥドールのおかげで生まれ変わった」

5月12日に開催されたセリエAの第36節で、鎌田大地が所属する7位のラツィオが17位のエンポリと対戦。前半アディショナルタイムにパトリック、89分にマティアス・ベシーノがネットを揺らし、2-0で快勝を収めた。

3-4-2-1のダブルボランチの一角で先発した鎌田は24分に見事なスルーパスをチーロ・インモービレに供給するなど、何度か決定機を創出。ボックス内に入り込む動きも秀逸で、守備でも奮闘した。

【動画】鎌田がキレキレのフェイントから好機創出
現地メディアの評価も上々だ。記事のタイトルで「カマダは別人のようだ」と綴ったラツィオの専門メディア『SOLO LA LAZIO』は「7.5点」の高採点。次のように絶賛した。

「途中でひどいボールロストをしたのは別として、今日の彼はドリブルでもほぼ完璧だった。彼は(招集外となった)ルイス・アルベルトの不在をあまり感じさせないさせないように努めただけでなく、長い時間帯で、成功でさえあった。試合に大きな影響を与える前線での決定的なシュートが欠けているだけで、トゥドールのおかげで生まれ変わった選手であることに変わりはない」

『OA calcio』も「6.5点」と高評価。「活発で試合を引き締め、必要に応じて前進し、ボールコントロールを忘れずにパスとシュートの両方で効果的であると証明した」と称えている。

イゴール・トゥドール監督の下で、27歳が躍動を続けている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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