アーセナル冨安健洋、フル出場でマンU完封&至高V争い継続に貢献! 現地の評価は?「持ち前の頑丈さ」「試練を与えられたが…」

現地時間5月12日に開催されたプレミアリーグ第37節で、冨安健洋を擁する2位のアーセナルは、8位のマンチェスター・ユナイテッドと敵地で対戦。20分にレアンドロ・トロサールが奪ったゴールを守り切り、1-0で接戦を制した。

この結果、1試合消化が少ないマンチェスター・シティをかわし、暫定で首位に浮上。一騎打ちの優勝争いを最終節まで引っ張った。

このビッグマッチに、冨安健洋はいつも通り左SBで先発し、フル出場。地元メディアの評価はまずまずといったところで、それぞれ採点記事で及第点を与えている。

『THE Sun』7点
「溌剌とした(アマド・)ディアロに試練を与えられたが、彼の奮闘には満足できる。前への脅威はあまり与えなかったとはいえ、守備では役割を果たした」

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『PAIN IN THE ARSENAL』6.5点
「ディアロのプレーはホームチームの中で光ったが、トミヤスを振り切ることはほとんどなかった。日本代表はポゼッションではほとんど効果を発揮しなかったものの、持ち前の頑丈さを見せつけた」

『football.london』6点
「集中力を欠く場面が何度かあり、そのうちの1つはアントニーの侵入を許しかけた。アマドという厄介な相手との1対1の守備は良かった」

7日の全体トレーニングを欠席し、状態が心配されながら、タフに戦い抜いた冨安。絶好調というわけではなかったが、マッチアップしたディアロら相手に決定的な仕事はさせず、完封勝利に貢献した。

最終節のエバートン戦でも仕事人ぶりを発揮できるか。加入3年目をより良い形で締め括りたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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