【トランポリン】パリ五輪代表・森ひかるの応援歌書いた歌手が生で感動した〝20秒間の演技〟

井上苑子(左)と森ひかる(つばさレコーズ提供)

トランポリン女子でパリ五輪代表の森ひかる(24=TOKIOインカラミ)が、親交の深いシンガー・ソングライターの井上苑子(26)から〝慰労会〟の誘いを受けた。

12日にパリ五輪代表選考会を兼ねるトランポリン・グランドチャンピオンシップ(TGC)がヤマト市民体育館前橋(群馬・前橋市)で行われ、女子は森が代表の座を奪取した。

初めて現地で試合を観戦した井上は、本紙の取材に「去年のクリスマスにつくったひかるちゃんへの応援歌で『20秒間宙を舞う』という歌詞を書いたけど、生で(演技中の)20秒間を体感すると、すごく短く感じた。大技も決めていたので、興奮した。生で見ると迫力が想像以上だった」と声を弾ませた。

現在はともに多忙な日々を過ごしている中、井上はパリ五輪後の〝プチ旅行〟を計画中だ。「私がドライブで外に連れていきたい。私は地元(兵庫・神戸)と東京の家の周りしかわからないので、東京出身のひかるちゃんに関東の場所をいろいろ教えてもらいたい。でも、私は昆布水つけ麺が好きでいろんなお店を知っているので、お薦めのお店に連れていきます」と笑みを浮かべた。

試合後に井上と記念写真を撮影した森は、パリ五輪に向けて「やること自体は変わらない。今できることを一生懸命やって、自分の気持ちに正直に、全ての気持ちを楽しみながらやっていきたい」と宣言。大舞台での最高の演技を目指す。

© 株式会社東京スポーツ新聞社