ヤクルト・長岡秀樹が昨日から7打数7安打の活躍! 大矢氏が「だいぶ変わってきた」と指摘した技術面の成長とは

◆ 絶好調男のバットが止まらない!

ヤクルトが巨人に3-1で勝利。僅差のゲームをモノにしこのカード3連敗を阻止することに成功した。5回を終わって両チーム無得点と締まった展開のゲームは6回、巨人の主砲・岡本和真の8号ソロで均衡が敗れると、その裏ヤクルトもドミンゴ・サンタナの特大ソロで試合を振り出し戻す一進一退の攻防となった。しかしその後は7回に再びサンタナのタイムリーで勝ち越すと、8回には長岡秀樹のダメ押しタイムリーで巨人にとどめを刺した。

昨日から7打数7安打と乗りに乗っている長岡秀樹がお立ち台に上り「いつもと変わらず自分のバッティングをして、後ろにつなぐという意識で打席に入ってました」と平常心を貫き結果につなげたと言い切っていた。

12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説として出演した大矢明彦氏は「多分詰まったり、先に当たっても人のいないとこ行くんだろうな」と現在の無双状態を分析。「でも 強く振りすぎなくなったね。コースに逆らわないで打球を飛ばすっていうのかな。そういう風にだいぶ変わってきたよね」と技術面の成長にも目を向けていた。

また1点リードの8回、守備固めでセンターに入った岩田幸宏が、二死一・二塁からセンター前のヒットを捕球すると、レーザービームでセカンドからホームを狙った吉川尚輝を刺した場面にも言及。もう一人の解説者の斎藤雅樹氏は「これバッターランナー吉川でセンター前ですからね。なかなかアウトにはできないですよ、普通は。これは本当に素晴らしいですよね」と絶賛。大矢氏も「慌てて送球が逸れるケースがすごく多いんだけど、本当に丁寧に投げ切ってるっていうところがすごいなと思いました」と同じく称賛していた。

攻守にいいプレーで勝ち切ったヤクルト。この勢いを大切に、次カードへと進んでいきたい。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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