全国で流行中「ティラノサウルスレース」初登場 大津っ子まつり「時間忘れて楽しんで」

大津っ子まつりで初登場する「ティラノサウルスレース」のイメージ(実行委員会提供)

 工作や遊び、ステージを楽しめる「大津っ子まつり」が、5月19日に大津市の皇子が丘公園で開かれる。今年は40回の節目を記念して「ティラノサウルスレース」を初開催するほか、伊香立中学校(同市)の生徒が震災支援コーナーを設け、能登半島地震の募金活動にも取り組む。

 大津っ子まつりは1984年に始まり、団体や地元住民が協力して開催してきた。記念のティラノサウルスレースは、恐竜の着ぐるみを着た参加者が会場を疾走する競技で、ユーモラスな光景が話題を呼び全国で流行中という。当日は愛好家らが出場して祭りを盛り上げる。

 伊香立中学校は全校生徒が募金を呼びかけるほか、熊本地震を機に交流を続けてきた熊本県大津町の特産品販売を行う予定。また会場ではリース作りやバルーンアート、クイズなど親子で楽しめるブースやキッチンカーが並ぶ。

 元藤直人実行委員長は「時間を忘れて楽しんでもらい、子どもたちが友達の輪を広げてくれたら。大津への郷土愛を育む祭りにしたい」と意気込んでいる。午前10時~午後3時。雨天時は26日に順延。

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