バス彩るカラフル「馬コ」 滝沢の巣子保育園児が装飾

塗り絵を貼ってチャグバスを飾る園児たち

 滝沢市の巣子保育園(大村東子園長、園児101人)の園児は9日、6月8日に開催される初夏の風物詩「チャグチャグ馬コ」をPRする路線バス「チャグバス」を装飾した。

 IGRいわて銀河鉄道巣子駅前ロータリーで行い、かすりやはんてんを着た年長児21人が参加。装束で飾られたバスの窓などに、カラフルに色付けした馬コの塗り絵を貼って仕上げた。

 市有馬「滝姫」との触れ合いを楽しみ、作業後にはIGRの滝沢駅までを往復するバスの旅も満喫した。花坂玲依(れい)ちゃん(6)は「(飾り付けた)バスがきれいだった」、黒津雄真ちゃん(6)は「また馬コが見たい」と喜んだ。

 公共交通の利用促進と観光客増加を目的に、滝沢市と県北バス(盛岡市)が企画。チャグバスは行事当日まで滝沢、盛岡、八幡平、岩手の4市町を回る路線バスや、滝沢市福祉バスとして運行する。

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