「キューティ・ブロンド」のチワワ犬登場!? 爆笑“自主規制”本編映像解禁!コーエン監督『ドライブアウェイ・ドールズ』撮影現場の“お犬様”エピソードも

『ドライブアウェイ・ドールズ』©2023 Focus Features. LLC.

コーエン監督最新作×傑作ラブコメ!?

アカデミー賞監督イーサン・コーエンの最新作『ドライブアウェイ・ドールズ』が、2024年6月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国の劇場で公開される。

このたび、ラブコメの傑作『キューティ・ブロンド』のミュージカル版に出演したスター犬が、本作にも登場していることが判明。5月13日は【愛犬の日】ということで、<痛快ガールズムービー×天才わんこ>の豪華コラボか叶った瞬間を収めた本編映像が解禁となった。

マーガレット・クアリーやペドロ・パスカルら集結

『ドライブアウェイ・ドールズ』は、アカデミー賞作品賞&監督賞を受賞した『ノーカントリー』のイーサン・コーエン監督最新作。長年、兄ジョエルと共に“コーエン兄弟”として数々の作品を手がけてきたイーサンは本作で、劇映画としては初となる単独監督を務める。今回は妻のトリシア・クックと共同で脚本・製作も担当した。

そんな最新作の主演に抜擢されたのは、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で注目を浴び、『哀れなるものたち』に出演するマーガレット・クアリーと、MCU新作『Thunderbolts(原題)』への出演が報道され注目を集めるジェラルディン・ヴィスワナサンだ。

さらに、今ハリウッドで最もホットな俳優であるペドロ・パスカル(『マンダロリアン』『THE LAST OF US』ほか)や、今年度アカデミー賞作品賞含む7部門を受賞した『オッペンハイマー』にも出演のマット・デイモンに加え、映画出演が久しいマイリー・サイラスが特別出演を果たす。

コーエン印の遊び心たっぷり!ラフ&スリリングな破天荒ガールズムービー

本作は、ガールフレンドと破局したことを嘆く自由奔放なジェイミー(マーガレット・クアリー)と、堅物で自分の殻を破れずにいる友人のマリアン(ジェラルディン・ヴィスワナサン)が日々の生活に行き詰まりを感じ、気分転換に行き当たりばったりのドライブ旅行に出かけることになるが……というストーリー。

このたび解禁された本編映像は、スーキー(ビーニー・フェルドスタイン)と破局したジェイミーが、私物を片付けようと部屋を訪れるシーン。愛犬のアリスが吠えまくる傍ら、スーキーが2人の思い出の品のとある“ブツ”を処分しようと泣きわめく、フェルドスタインのコミカルな演技が笑いを誘う一幕となっている。

堅物チワワは“かつての主人”を覚えていた!

アリスを演じたチワワ犬は、必要な所で吠えてくれなかったり、撮影現場では大御所っぷりを発揮していたのだそう。しかし、『キューティ・ブロンド』の主人公エル・ウッズの名前が出た途端、はげしく吠え始めたという。このエピソードについて、マリアン役のヴィスワナサンは撮影を振り返り、こうコメントしている。

撮影現場には気難しいお姫様がいました。ビーニーの最初のシーンでは、彼女は気を取り乱して泣いていて、その横でチワワのアリスが吠えて飛び回っています。すごくいろいろなことが起こるシーンです。あの犬は良い子だったのですが、指示に応じて吠えてはくれませんでした。

そこでドッグトレーナーが、「エルはどこ? エルはどこ?」と言ったら、やっと吠えてくれたんです。あの犬はミュージカル劇『キューティ・ブロンド』のツアーに何年も出てきたので、そのセリフに反応したんですよ。

ハリウッドで活躍するスター犬の名演にも注目の『ドライブアウェイ・ドールズ』は、2024年6月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほか全国公開

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