「日本人MFがいかに高く評価されているかを示す」奮闘の鎌田大地、交代時にラツィオサポから拍手喝采で現地反響!「当然だ、欠かせない選手だとファンも知っている」

ファンもその貢献を称えている。

5月12日に開催されたセリエAの第36節で、鎌田大地が所属する7位のラツィオが17位のエンポリと対戦。前半アディショナルタイムにパトリック、89分にマティアス・ベシーノがゴールを決め、2-0で快勝を飾った。

3-4-2-1のダブルボランチの一角で先発した鎌田は的確なパスや持ち上がりに加え、激しい守備でも奮闘。攻守に小さくない貢献を果たした。

24分に見事なスルーパスをチーロ・インモービレに供給するなど何度か決定機を創出。ボックス内に入り込む動きも良く、果敢なプレスで守備でも奮闘した。

その活躍を称えられ、88分に交代する際には、ホームサポーターから拍手喝采を浴びている。

【動画】エンポリ戦で交代時に拍手を受ける鎌田大地
このシーンについて、ラツィオの専門メディア『LAZIONEWS24.COM』は、「時間が経つにつれてレベルが上がった。トゥドール監督にとって欠かせない選手であり、ファンもそれを知っている。拍手は当然だ」と綴った。

また、『Lazio channel』も「小さなミスはあったものの、彼のパフォーマンスは高く評価され、交代時の観衆の拍手は、ピッチ上での日本人MFの働きがいかに高く評価されているかを示していた」と評している。

イゴール・トゥドール監督の下で覚醒した鎌田は、いまや不可欠な存在となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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