『騒音』近隣トラブルで約30センチの“金属の棒”で83歳男が襲撃―隣人から「壁を叩くような音が気になる」と言われるも心当たりなく…男性は頭を殴られ全治約1週間のケガ 傷害の現行犯で逮捕 北海道札幌市

傷害の現行犯で83歳の男を逮捕した北海道警白石署(札幌市)

札幌市白石区のアパートで、60代の男性の頭を金属の棒で殴りケガをさせた札幌市白石区に住む無職の男(83)が傷害の現行犯で逮捕されました。男は5月12日午後9時30分ごろ、隣に住む男性の自宅玄関で、男性の頭を長さ30センチほどの細長い形をした金属の棒で殴り、全治約1週間のケガを負わせました。2人を目撃した人が「アパート内で男性同士が揉めている」と警察に通報し、男は駆けつけた警察官に逮捕されました。警察によりますと、事件前、被害にあった男性は「男の部屋から壁を叩くような音がして気になる」と男に直接、伝えていたということです。一方で、男にそうした騒音に心当たりはなく、双方の意見が食い違い事件へと発展したとみられています。調べに男は「おでこあたりを殴ったことに間違いありません」と話しています。これまで2人に関する警察への相談は寄せられていませんが、警察は以前からトラブルになっていたとみて、詳しい状況を調べています。

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