防御率67.50から13試合連続“ゼロ”の衝撃 中日23歳の無双投球が「エグすぎる」

中日・松山晋也【写真:矢口亨】

3月は防御率67.50→4月以降は13戦無失点…中日・松山が続ける無双

中日の2年目・松山晋也投手が無双モードに突入している。開幕直後は躓いたが、4月以降は13試合連続無失点。勝ちパターンの一角として躍動しており、ファンは「安心して見てられる」「完璧すぎる」と声をあげている。

23歳右腕は11日の広島戦(マツダ)で、4点リードの8回に登板。9球で3者凡退に抑えた。坂倉を空振り三振、二俣を右飛、田中を二ゴロに仕留め、守護神のライデル・マルティネス投手に繋いだ。

今季はまさかのスタートになった。3月29日の開幕戦(対ヤクルト、神宮)で1死も奪えず自責4、翌30日の同カードも2/3回を自責1で防御率は67.50に跳ね上がった。

しかし、4月からは13試合連続無失点と劇的な改善。13イニングを投げて2安打2四死球、19三振を奪っている。防御率も3.29まで下がってきた。

八戸学院大から2022年育成ドラフト1位で入団した右腕は昨年6月に支配下登録され、36登板で1勝1敗、防御率1.27の大活躍。今春に野球日本代表「侍ジャパン」に選出され、欧州代表戦で1イニングを3人で退けた。

躍動する右腕にファンは歓喜。「凄い球投げてる」「打たれる気しない」「ヤバいピッチング」「エグすぎるな」「圧倒的」「よく育成で取れたな」「盤石の中日リリーフ」とSNSにはコメントが並んでいる。躍動する右腕の投球に、今後も注目だ。(Full-Count編集部)

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