ダルビッシュ有が7回無失点7Kの快投で日米通算199勝目 パドレスは同地区首位ドジャースにカード勝ち越し

○ パドレス 4-0 ドジャース ●
<現地時間5月12日 ペトコ・パーク>

サンディエゴ・パドレスが完封リレーで同地区カード勝ち越し。先発したダルビッシュ有投手(37)が7回無失点の好投で今季3勝目、日米通算199勝目を挙げた。

母の日に合わせ、ピンクのグラブを身に着けてマウンドに上がったダルビッシュが初回を三者凡退で終えると、パドレスは1回裏、フェルナンド・タティスJrとジェーク・クロネンワースの二者連続本塁打で2点を先制。援護を受けたダルビッシュは4回までパーフェクト投球を展開した。

追加点を貰った5回表には、二死からこの試合最初の四球と安打を許し、得点圏にランナーを背負うも無失点。6回表は一死からベッツに二塁打を打たれたが、フリーマンを中飛、スミスを空振り三振に仕留め、ピンチを脱出。7回表も三者凡退とし、今季最多107球を投じて7回無失点。8回表はワンディ・ペラルタ、最終回は守護神ロベルト・スアレスで逃げ切り成功。ダルビッシュが白星を手にした。

この勝利でパドレスは同地区首位ドジャースとのカードに勝ち越し。4カード連続の勝ち越しで貯金を1とした。次カードは同地区最下位のロッキーズを本拠地へ迎え、3連戦を行う。

この試合のダルビッシュは7回2安打、1四球、7奪三振、無失点の内容で今季3勝目。日米通算200勝へ王手をかけた。現地時間4月30日に負傷者リストから復帰して以来、3試合で無失点投球を継続。今季8戦目を終え、成績は3勝1敗、防御率2.43となっている。

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