テスラ「モデルY」、第1四半期に中国で最も売れたBEVに―中国メディア

米電気自動車(EV)大手テスラの多目的スポーツ車(SUV)「モデルY」が今年第1四半期(1~3月)に中国で最も売れたバッテリー式電気自動車(BEV)となった。写真はモデルY。

米電気自動車(EV)大手テスラの多目的スポーツ車(SUV)「モデルY」が今年第1四半期(1~3月)に中国で最も売れたバッテリー式電気自動車(BEV)となった。中国自動車メディアの知嘹汽車が11日、中国の自動車業界団体、乗用車市場情報聯席会(乗聯会)からの情報として伝えた。

モデルYの販売台数は10万366台。比亜迪(BYD)の「海鴎」が7万319台で続き、以下、BYDの「元PLUS」が4万6992台、五菱の「宏光MINIEV」が4万4215台、BYDの「海豚」が3万8271台、BYDの「秦PLUS新能源」が3万4887台、長安の「長安Lumin」が3万2112台、テスラの「モデル3」が3万2054台、五菱の「五菱繽果」が3万1152台、埃安の「AION S」が2万9754台と続いた。

トップ10には入らなかったが、BYDの「漢」、フォルクスワーゲンの「ID.3」、BYDの「宋L」の販売台数はいずれも1万5000台以上だった。

BYDの「海豹」、吉利の「銀河E8」、阿維塔の「阿維塔11」などは1万台に満たず、高級BEVの蔚来(NIO)の「ES8」やメルセデス・ベンツの「EQE」は2000台に満たなかった。(翻訳・編集/柳川)

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