「終業時間になっても戻らない。水没したのではないか」69歳の男性作業員、行方不明…農業用水を流し込む施設の近くで、川に転落して流されたか 北海道厚沢部町

行方不明の高橋さんが作業していた鶉川の「頭首工」付近(13日朝、厚沢部町)

12日午後、北海道南部の厚沢部町で、川から農業用水を流し込む施設の近くで作業をしていた69歳の男性が行方不明になり、警察などが捜索しています。

行方不明になっているのは、江差町に住む江差土地改良区の臨時職員、高橋正助(しょうすけ)さん69歳です。

13日午前5時から高橋さんを捜索

12日午後7時半ごろ、厚沢部町鶉で、職場の関係者から「職員が終業時間になっても戻らない。道路に車があり、鉄板が落ちていたので、水没したのではないか」と通報がありました。

高橋さんはふだん、川の水位測定やごみを集める仕事

警察によりますと、現場は、鶉川から農業用水を流し込む「頭首工」と呼ばれる水門、堰堤のような施設の近くで、高橋さんはふだん、川の水位を測定したり、ごみを集めたりする作業をしていました。

川に転落、流された可能性

警察は高橋さんが川に落ち、流された可能性があるとみて、13日午前5時から捜索しています。

現場は、厚沢部町の鶉川の「頭首工」付近

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