マセラティ グランカブリオの受注を開始。ネットゥーノ搭載のトロフェオ

マセラティ ジャパンは2024年5月8日、グラントゥーリズモをベースとした4シーターオープントップの新型「グランカブリオ」の受注を開始した。またこれに合わせ「グランカブリオ」のコンフィギュレーターもマセラティ公式ウェブサイトにオープンした。

新型グランカブリオは、V型6気筒のネットゥーノ・エンジンを搭載した「トロフェオ」バージョンだ。3.0LのV6ツインターボのネットゥーノ・エンジンは、最高出力550psを発揮。「グラントゥーリズモ トロフェオ」と同等のパワフルで驚異的なパフォーマンスと、オープンエアの爽快なドライブフィールを両立させている。

電動格納式ソフトトップは5色のカラーバリエーションから選択ができる。このソフトトップはファブリック製で、インストルメントパネル中央に配置されたタッチスクリーンによって操作できる。時速50km/h以下であれば走行中も開閉が可能で、開閉に要する時間は14秒。ソフトトップを格納する際には、トランクスペースへの干渉を最小限に抑え、また4名の乗員のための十分なスペースを確保するよう設計されている。

フロントシートにはドライバーとパッセンジャーの首まわりを温める、3段階の温度調整が可能なネックウォーマーを標準装備している。またウインドストッパーを標準装備しており、2名乗車時に使用可能で手動で折りたたむことができる。これを使用すればオープン時であっても車内での乱気流の発生を軽減し、車両のエアロダイナミクスを最大限に活かすことができる。

デザインは、大胆でしかも洗練されており、伝統的なイタリアの職人技と厳選された素材の使用により、インテリアはエレガント且つ高級感にあふれ、まさにイタリアンラグジュアリーを体現している。

テクノロジーでは、マセラティが開発しグラントゥーリズモに初めて使用された新しい電子構造、「車両ドメインコントロールモジュール(VDCM)」が搭載されている。 運動性能に関してオーケストラの指揮者の役割を果たすこのVDCMは、フィードフォワードにより車体のすべての動きをコントロールし、アクチュエーターの正確なターゲットとタイミングを設定し、すべてが確実に連携するように、介入の時間を減らし、パフォーマンス、ドライブから得られる充足感、安全性を向上させるようになっている。

また、ドライバーはステアリングホイール横のドライブモードセレクターを使って車両の特性をコンフォート、GT、スポーツ、コルサの4種類から選択することができる。

インテリアでは、 マセラティ・インテリジェント・アシスタント(MIA)マルチメディアシステムが搭載され、マセラティ・アクティブ・ドライビング・アシストや、ダイナミック・ロード・ビューなどによりドライバーをサポートすることができる。

オーディオは、イタリアの音の工房、ソナス・ファベールが設計と製造を手掛けた2種類を設定。1つは、スタンダード・プレミアムオーディオシステムで、13個のスピーカーと2Dサラウンド、出力815Wで、ユニークなナチュラルサウンド体験を提供。もう一つはオプションのハイプレミアム・オーディオシステムで、16個のスピーカー、2Dおよび3Dサラウンドサウンドとパワフルなアンプを備え、最大出力1060Wを発揮し、深みと丸みのある豊かなサウンドを楽しめる。

価格

マセラティ グランカブリオ:3120万円(税込み)

マセラティ 公式サイト

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