ダルビッシュ、大谷翔平とは「野球の話しかしていない」 談笑の“中身”明かす

6回を抑えて雄叫びを上げるパドレス・ダルビッシュ有【写真:ロイター】

本拠地・ドジャース戦で7回無失点…日米200勝に王手も「なるべく忘れて」

■パドレス 4ー0 ドジャース(日本時間13日・サンディエゴ)

パドレス・ダルビッシュ有投手は12日(日本時間13日)、本拠地・ドジャース戦で7回2安打無失点の好投を見せた。今季3勝目を挙げ、日米通算199勝目とした。前日11日(同12日)の試合前にはドジャース・大谷翔平投手と5分以上談笑する場面も。「自分は野球の話しかしていないので、野球とかトレーニングとか、そういう話をずっとしていました」と明かした。

宿敵・ドジャース打線に対し、5回2死まで完全投球。6回には1死一、二塁のピンチを作ったがフリーマンを中飛、スミスを空振り三振に仕留めると、2度雄叫びを上げた。7回2安打無失点の好投で今季3勝目。日米通算200勝まであと1勝としたが「あんまり考えすぎると勝てなかったりすると苦しくなるので。それもなるべく忘れて。今日のことをしっかり反省して、次またもっとよくなれるように頑張りたいと思います」と気持ちを切り替えた。

大谷はこの日、腰の張りで欠場。今季3度目の対戦はお預けとなった。試合前に大谷は「実際に打席には入れないですけど、外から見ていてまた勉強になることもたくさんあるかなと思います」とダルビッシュへの思いを語っていた。

ダルビッシュはそれについて問われると「それはないと思いますけど」と笑った。「自分がどちらかというと、いつも大谷くんの動作とか走り方とかもそうですけど、色々なところを見ながら勉強しているので」とし「リップサービスだと思いますけど、いいピッチングができてよかった」と笑顔を見せた。(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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