ダルビッシュ7回2安打無失点で日米通算199勝目 大谷は出場せず

【ドジャース0-4パドレス】@ペトコ・パーク

日本時間5月13日、パドレスは本拠地ペトコ・パークでのドジャース3連戦の最終戦を迎え、先発のダルビッシュ有の好投もあって4対0で勝利。同地区対決3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終え、貯金1とした。ダルビッシュは7回101球を投げて被安打2、奪三振7、与四球1、無失点という素晴らしいピッチングで3勝目(1敗、防御率2.43)を挙げ、日米通算200勝に王手。ドジャース先発のウォーカー・ビューラーは4回途中5安打3失点で降板し、今季初黒星(0勝)を喫した。

パドレスは1回裏二死からフェルナンド・タティスJr.の8号ソロ、ジェイク・クロネンワースの7号ソロと二者連続アーチで2点を先制。タティスJr.はこれがメジャー通算114本目の本塁打となり、同名の父の本数(113本)を超えた。ダルビッシュの好投が続くなか、4回裏一死満塁からルイス・アライズの内野ゴロの間に1点を追加すると、5回裏にはザンダー・ボガーツの3号ソロで4点目。ダルビッシュが7回まで無失点に抑えたあとはワンディ・ペラルタ、ロベルト・スアレスとつなぎ、4安打完封リレーでドジャースを破った。

今季8度目の登板となったダルビッシュは5回表二死まで打者14人をパーフェクト。5回表二死1・2塁、6回表一死2塁のピンチをいずれも無失点に抑え、今季最多の101球で7イニングを投げ抜いた。故障者リストから復帰後は3試合で合計17イニングを無失点に抑えており、防御率は離脱時点の4.18から2.43まで大きく向上している。なお、腰の張りを訴えていた大谷翔平(ドジャース)はスタメンを外れてベンチスタートとなり、今季2度目の欠場。松井裕樹(パドレス)にも登板機会がなかった。

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