KNT-CTホールディングス、中期経営計画を見直し

KNT-CTホールディングスは、中期経営計画を見直し、2024年度から26年までの新たな中期経営計画を策定した。

「信頼回復と持続的成長に向けたグループ一体運営の強化」をテーマに、新型コロナウイルスワクチン接種業務での過大請求による信用失墜からの回復のほか、地域共創や訪日事業の拡大などによる事業拡大を図る。

タウンホールミーティングを通史、社内のコミュニケーション改革やコーポレートアカデミーによる人間力協力に注力するほか、近畿日本ツーリストとクラブツーリズムが一体となって地域共創や訪日事業を拡大する。個人旅行事業はクラブツーリズムを軸にした一体的運営へ転換し、グループ共通システムの整備、会員統合、チャネル・商品構成、商品の企画供給体制の最適化などを推進する。

これらの取り組みにより、最終利益を2024年度には75億円、2026年には80億円、長期的に90億円に引き上げる。自己資本比率25%程度を維持しつつ、種類株式の償還や普通株式の早期復配を目指す。

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