『アンメット』ミヤビが新たな試練に直面する第5話!星前先生からコメント到着

杉咲花主演のカンテレ・フジテレビ系・月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(毎週月曜よる10時)。本作は、“記憶障害の脳外科医”という主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。

第4話では、ミヤビ(杉咲花)の診療記録を自分の目で確かめたい三瓶(若葉竜也)が関東医科大学病院に乗り込み、大迫(井浦新)の手術に無断で入り込むという大胆不敵な行動に出た挙句、鮮やかな手技で少年の脳に潜む腫瘍を全摘出。非常識ではあるものの、患者を救うためなら手段を選ばない凄腕の脳外科医であることをまざまざと見せつけた。しかし、この行為は医師として決して許されないと大迫は激怒。ミヤビの記憶障害を「治る可能性がある」という三瓶と、「もう治療法がない」という大迫。医師として真逆ともいえる価値観を持つ2人の対立関係が露わになる緊迫感たっぷりのシーンには、「目が離せない」との声が相次いだ。さらに、ミヤビにカテーテル手術を頼まれ嬉しそうな表情を見せたかと思えば、実は論文のためにミヤビを利用した綾野(岡山天音)、三瓶に不信感を抱くような一言をミヤビに放つ麻衣(生田絵梨花)、そして、どうやらミヤビの記憶を巡って何か企みを感じさせる大迫など、登場人物たちのブラックな一面も初お披露目。今後の展開が注目される。

今夜5月13日(月)放送の第5話では、三瓶が脳外科医に復帰したばかりのミヤビを、もやもや病の手術の術者に指名。三瓶を、そして医師としての自分を本当に信じていいのか、麻衣の一言で再び気持ちが揺れ始めるミヤビ。また、三瓶の良き理解者でもある星前(千葉雄大)が、専門医のあり方について珍しく三瓶と意見を対立させる場面も描かれる。
突然三瓶をバックハグしたり、本気なのかボケなのか分からない三瓶の一言にノリツッコミしたりと、医局のムードメーカーでお茶目な一面を持つ星前について、視聴者からは「千葉雄大の人の良さが反映されたハマリ役で最高」「今までにない兄貴感のあるキャラクターと、ちょいチャラヘアーもハマってる」「千葉さんの演技に安心感と存在感があって、星前の登場でチームの温度が上がっている」などと、SNS上には演じる千葉が星前役にぴったりだとする声が。特に千葉と若葉竜也の掛け合いは回を追うごとにおもしろくなっていると話題で、第3話、食堂でミヤビと仲良く食事する綾野に三瓶が嫉妬し、「あの野郎。ぶっとばします」とらしくない一言をいう場面。続く「昨日ロッキー見たんで」という台詞は若葉が考案し、それに対し、千葉が「じゃあいいか…ってなんないのよ!」というツッコミを即興で返したという。そんな2人は、親睦を深めるため共演者をあだ名で呼び合うというアンメットチームの約束を継続中で「竜ぴっぴ(若葉竜也)」「ばーちー(千葉雄大)」と呼び合う仲。千葉は、三瓶の部屋でのシーンを“ベッドシーン”と呼んでいるとか。その理由について尋ねると、「“竜ぴっぴ”とのお芝居は刺激的なので、ある種、間違っていないかなと思います(笑)」と星前さながらのお茶目な笑顔で教えてくれた。

三瓶とはまた違うやり方で、ミヤビの脳外科医復帰をやさしくサポートするなど、包容力バツグンの星前。そんな心優しい星前が、信頼を寄せる三瓶に異を唱えたのはなぜか。救急と脳外科を兼務し、全科で専門医レベルを目指す星前は、鬼の看護師長・津幡(吉瀬美智子)にもすごいと言わせるだけの知識と技術の持ち主なのだが、そこにはある理由が…。新たな試練に直面するミヤビを医局メンバーがみんなで支える第5話では、星前の過去も明らかに。演じる千葉は「自分が患者として病院に行くと、先生ってすごく人間離れした“縋る(すがる)”存在だと思うのですが、先生も人間でいろいろあります。第5話では、星前が、自分の目指す医者の姿についてお話しするシーンがあるので、楽しみにしていてください」と、みどころを語った。

(C)カンテレ

■千葉雄大 コメント全文

Q.千葉さんが思う『アンメット』の魅力を教えてください。
撮影が始まる前の顔合わせで、「“日が変わる”ということを大切にしたい」とプロデューサーがおっしゃっていて、すごく素敵だなと思いました。それは、ミヤビちゃんに思いを馳せてもそうだし、僕たちにしてもそう。目まぐるしい日常で忘れがちですが、その日うれしかったこと、悲しかったこと、大きくなくても温度感のある人と人との関わりが魅力かなと僕は思います。週の始まりで憂鬱な方も、このドラマをご覧になって明日からのちょっとした活力になってくれたらうれしいです。

Q.これまでの放送を終えて、周囲の反応・反響はいかがですか? また、星前を演じるにあたり、意識していること、参考にしたことがあれば教えてください。
普段、感想等を送られてこない方からもご好評の連絡をいただきました。星前先生はわかりやすく言うと「なんでもいいよOK!」みたいな受け皿を持っている人だと思うので、救急にしても、三瓶とのやりとりにしても、ある種すべてをおもしろがって生きてる人かなと思って取り組んでいます。

Q.撮影現場でのエピソード教えてください。「三瓶先生との関係性が面白い」という声も多く、若葉さんとの撮影中のやりとりや、同じシーンが多い風間役の尾崎匠海さんとのエピソードもお願いします。
三瓶先生の部屋に星前がいる場面を僕はベッドシーンと呼んでいるのですが、“竜ぴっぴ”(若葉竜也)とのお芝居は刺激的なのである種間違ってはいないかなと思います(笑)“竜ぴっぴ”が“ばーちー”と初めて呼んだ日のことを、僕は“ばーちー記念日”として今も覚えています。風間役の“たくみん”からはお芝居のことについて質問されることが多いのですが、うまく答えられずいつも歯がゆい気持ちですが、たくみんからはINIの『Ferris Wheel』という曲の振り付けを教えてもらって、サビは覚えました(笑)。僕とは違い、彼は教えるのが上手です。

Q.千葉さんはご自身の楽屋に戻らず、ずっとスタッフ・キャストのいる前室にいらっしゃるとのことですが、なにか理由はありますか?
単純に楽屋に戻るのが面倒くさいからです(笑)。でも、喋ってても黙ってても居心地がいいです。セットの撮影ではスタッフの方が温かいご飯を炊いてくれて、みんなでごちそうになりました。みんなでおかずを持ち寄ったり、幸せな時間です。

Q.撮影を乗り切るためのリラックス方法を教えてください。
うちのわんこと過ごす時間ですね。特別なことはあまりありません。割と、疲れたら疲れたと言ってしまいます。でも、主演の(杉咲)花ちゃんの小さくもたくましい背中を見ていたら、「ちゃんとしなきゃ!」と思い撮影しています。

Q.5話のみどころ・視聴者へのメッセージをお願いします!
自分が患者として病院に行くと、先生ってすごく人間離れした「縋る(すがる)」存在だと思うのですが、先生も人間でいろいろあります。星前の自分が目指す医者の姿についてもちょっぴりお話ししているので、5話もぜひ、よろしくお願いします。

<5月13日(月)放送 第5話あらすじ>
寺の住職・成海(三宅弘城)が、読経中に意識を失い運び込まれてくる。検査の結果“もやもや病”が見つかり、治療後も脳梗塞や脳出血を引き起こす可能性をはらんでいることから、主治医のミヤビ(杉咲花)は、今後、お勤めは一切やめるよう宣告。それは事実上の引退勧告で、成海はその言葉を静かに受け止めるが、弟子の碧聴(大友律)は不安を隠せない。早速、成海の手術が行われることになり、三瓶(若葉竜也)はミヤビを術者に指名する。しかし、もやもや病の血管は細く、手術の難易度も高いため、今の自分にはまだ無理だと反論するミヤビ。「川内先生ならできます」――三瓶のその口ぶりは、まるで手術の成功を確信したかのようだったが、ミヤビは、麻衣(生田絵梨花)から「三瓶先生のことは、あんまり信用しないほうがいい」と言われたことが胸の奥に引っ掛かっていた。
一方、全科で専門医レベルを目指す星前(千葉雄大)は、自分にも脳外科の手術をさせてほしいと三瓶に頼むが、あっさり断られる。星前は、自分の専門以外の知識がない医者を「専門バカ」と呼び、それによって困る患者を1人でも減らしたいと思っていたが、三瓶はその考えを真っ向から否定。すると星前は珍しく声を荒げ、相容れない2人の間には嫌な空気が漂う。しかし実は、星前の高い志の裏にはある理由が隠されていて…。

◆『アンメット ある脳外科医の日記』
毎週月曜よる10時(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
(C)カンテレ

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