テイラー・スウィフト、新セットリストでツアー再開!新アルバムの楽曲も ツアー売り上げは2170億円に

歌手テイラー・スウィフト(34)が、再開した「ジ・エラズ・ツアー」で新しいセットリストを披露した。一時ツアーを中断して2カ月オフに。その間に11枚目のスタジオアルバム『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』をリリース。アルバムの収録曲を追加したセットリストを現地9日夜、パリにあるラ・デファンス・アリーナで初めて演奏した。

パリ公演でニューアルバムからの楽曲をステージで初披露。テイラーは、『バット・ダディ・アイ・ラヴ・ヒム』『ソー・ハイ・スクール』をはじめ『フーズ・アフレイド・オブ・リトル・オールド・ミー?』『ダウン・バッド』『フォートナイト』『ザ・スモーレスト・マン・フー・エヴァー・リヴド』『アイ・キャン・ドゥ・イット・ウィズ・ア・ブロークン・ハート』などを歌った。

サプライズ曲コーナーでは、2022年のアルバム『ミッドナイツ』から『loml』と『パリ』を披露。この新コーナーを、過去の恋愛について歌った曲だったからか「Female rage, the musical(女性の怒り、ザ・ミュージカル)」と名付けたと冗談交じりに語っていた。

今回のツアーでは、最新作『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』を含む全時代のアルバムから楽曲が選ばれている。ニューアルバムからの曲を入れるために『ジ・アーチャー』、『ロング・ライヴ』、『サ・ワン』、『ティス・ザ・ダム・シーズン』、『トラレイト・イット』、『ザ・ラスト・グレイト・アメリカン・ダイナスティ』といった曲がカットされた。

昨年3月にアリゾナ州グレンデールでスタートした同ツアーは、12月にカナダのバンクーバー公演をファイナルに世界中で152のスタジアム公演を予定している。チケットの売上は約14億ドル(約2170億円)を見込んでおり、エルトン・ジョンが数年に渡って敢行したラストツアーの約9億3900万ドルを上回る史上最大の利益を生んだツアーとなる模様だ。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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